交通事故傷害
むち打ち、頚部捻挫、首痛、腰痛、ダッシュボード損傷、シートベルト損傷など
交通事故で多い症状としてはむち打ちなどの頚部損傷(頸椎損傷)が最も多いのではないでしょうか。
信号待ちで止まっている時に後方から追突され、むち打ちになるケースでは首に力が入っていない状態で後方からの衝撃を受けて首が過屈曲、過伸展してしまい首の筋肉や神経、靭帯、腱などが損傷してしまい、首から肩の痛み、背部痛、しびれ、頭痛、吐き気、めまいなど色々な症状を訴えます。
整形外科の画像診断では異常がなくても症状を訴える方も多く、不定愁訴(日替わりで症状が変化する)を訴えるのも特徴です。
それから腰を痛める場合や、助手席に座っている方が前方のダッシュボードで膝をぶつけ股関節を痛めたり、シートベルトで胸部や体側を痛めたりする事もあります。
交通事故の治療期間に関しては重症ではない場合を除いては3か月~半年で症状固定として終了とされてしまうことがほとんどです。
(保険会社や担当者の判断、医師の診断によって変わる)
早期の治療開始をお勧めします。
また、交通事故傷害は後から痛みが出現する場合もあり安易に示談とすることは賢明ではありません。
よく聞かれる事で整形外科か接骨院(整骨院)の片方しか通院してはダメですか?と質問を受けます。正解はどちらも通院してください。接骨院に通院しならがも整形外科も定期的に通院してください。柔道整復師に診断権は無くお医者様の診断が必要になるからです。